中杉の図書室、蔵書数10万冊を誇るのですが、高等学校の図書館としては役割を終えた本が多くあるのも事実。
とはいえ「何を残し、何を入れ替えるのか」を一部の人間で判断するのも難しいもの。そういうわけで、有志の先生方で「さすがにこんな本はあっても読まないでしょう?」などとおしゃべりをしながら、除籍する本の選別を行いました。(2つの閲覧室の机に山積みになるくらいは対象となるような図書が見つかりました!)
中杉の場合、各教科の研究室があり、先生方に有用な本はだいたいその研究室に置かれています。したがって、きっかけがないとなかなか図書室に足を運びません。ですので、この日は「高校生が目にする書架にどんな本が置かれているのか」を改めて確認していただく機会にもなりました。
また、「除籍候補となる図書の選別ではなく、個人的に興味がある本を手にとって眺めちゃいました」といった声もチラホラ。――図書館とは本来そういう場所。そんな「寄り道」があったのも、呼びかけ人としては嬉しく思います。
在校生の皆さんには、毎月新着図書の情報がクラスルームに掲載されています。また、Chrome Bookで 生徒パスファインダー→お役立ちリンク集→中杉図書室の蔵書を検索 と辿っていくと、蔵書検索はもちろんのこと、新着図書の情報を表紙画像などとともに見ることができます。(中杉図書室の蔵書検索は中杉Wi-Fi下でのみ利用可能です。)
生徒の皆さんからリクエストがあった図書は積極的に購入しています。ぜひ上手に活用してみてください。