例年であれば「歌舞伎」「オペラ」といった「芸術」に触れる、中杉の芸術鑑賞教室ですが、今年は中杉初?の「演芸」――落語を楽しむ企画でした。
最初は桂宮治師匠による「解説」。「想像力で補って楽しむ」ということを軸に、落語の見方を楽しく紹介。そして師匠からの無茶振りに、果敢に手を挙げる男子2名と教員1名。
前座は林家さく平さん。
続いて、桂宮治師匠の落語「動物園」。
林家正楽師匠の紙切り。高校生は紙切り芸なんて存在も知らなかったでしょうから、1つ1つの作品が披露されるたびに大きなどよめきが起きていました。
そしてトリは林家たい平師匠。落語「初天神」でした。当ブログの中の人は、寄席で落語を聞いたのは一度だけ、音源ではたま〜に聞くことがあるというレベルですが、落語家さんが演じる小賢しい子どもが大好きです。今日も堪能しました。
今どきの高校生が「笑点」をどれくらい知っているのか分かりませんが、笑点メンバーを2人も目の前で見られただけでもちょっと興奮したのでは? いまはちょっとした漫才ブームですが、落語も面白かったでしょう?
「もっと落語に触れてみたい」と思った人は、中杉の先生が今日のために作った資料をもう一度よく読んでください。この資料、今日ご出演いただいた師匠方も「とても内容が良い」と好評だったんだとか。