先週のことになりますが、11月合格を目指す簿記3級講座の説明会を行いました。
簿記はいわば「会社の家計簿」のようなもの。売上の収入があったり、社員に給料を払ったり、機器をリースするお金を払ったり、銀行からお金を借りたり返したり、補助金収入があったりーーと、会社のお金は常に出入りを繰り返しており、現状の資産がどれくらいあるのかよく分からなくなってしまいます。これを整理するのが簿記です。
そして、その整理された帳簿(貸借対照表/バランスシート)を第三者的にチェックしてお墨付きを与えることができるのが(司法試験と並び最難関国家試験の一つとされている)公認会計士です。公認会計士が適切に監査している(≒お墨付きを与えている)からこそ、投資家は安心してその会社に投資をすることができるわけです。
今回ご案内する簿記3級講座の主催は中央大学経理研究所という機関です。経理研究所はは大学キャンパスの中に居ながらにして簿記1級や公認会計士合格のためのタブルスクールをすることができる塾のようなもので(大人の方は大原簿記専門学校やLECなどをイメージしていただければ)、高い合格率を誇っています。例年、平均して3〜5人くらいの中杉の卒業生が公認会計士試験に合格しています。(←これって商業科でもない普通科の高校としてはすごいことです。)
勉強の中心は動画によるオンデマンド講座。経理研究所から週ごとの学習計画が示され、そのペース配分通りに進めていくと合格ができるという仕組みです。試験が近づくと答案を作成する練習会(答練)を対面形式でも行い、チューターさんからアドバイスを受けることができます。
3級に合格をしたら2級の講座を受講することもできます。例年、高校在学中に2級まで合格している人もいます。簿記を勉強することで社会の仕組みの一端を知ることができるのがその魅力ですが、チャレンジしてみて魅力を感じないのであれば、それもまたよし。やってみないことには向き/不向きは分かりませんからね。
その他詳細は、61期クラスルームを参照してください。相談、申し込みは大山先生まで。22日締め切りです。